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意見が伝えやすい職場にしよう【後編】

職場では、自分の意見を伝えることができていますか?
自分の気持ちも相手も尊重したコミュニケーションをアサーティブ・コミュニケーションと言います。

DESC法~アサーティブ・コミュニケーションをめざして~

  1. 1:Describe「客観的に描写する」
    問題の場面や状況を客観的・具体的に伝えます。今の情況を共有できるように描写するのがコツ。
  2. 2:Express「自分を主語にどうしたいか表現する」
    問題の場面や状況、相手の行動に対して、自分がどう思っているのかを、冷静に伝えます。どこかに特定の原因を求めたり、他人のせいにしません。
  3. 3:Suggest「提案する」
    解決策や妥協案など建設的な提案をします。
  4. 4:Choose、Consequence「選択する、結論」
    提案したことについて、OKと言ってもらった場合の結果と、NOと答えられた場合の結果について考えておき、その時にどうなるかを相手に伝えます。

DESC法 例

【事例】夕方に仕事を頼まれた!明日までに仕上げなければならない仕事があるのに・・・。
1:Describe 実はお客さまから企画の提案をするように言われ作成中です。提出期限が明日の13時までなのです。現在の情況では、その仕事が明日の午前中くらいまで、かかる見込みです。
2:Express わたしは、この仕事を先に仕上げたいと考えています。
3:Suggest 報告書作成の期限はいつまででしょうか?お待ちいただけませんか??
4:Choose、Consequence お待ちいただけるのであれば、明日のお昼提出が終わってから作業します。もし、お急ぎであれば、他の誰かに頼んでいただけませんか?

「DESC話法」を使うと断る・頼む・怒る・謝るなどちょっと伝えづらいな・・・と思うことも伝えやすくなりますよ。