扇子の使い方とクールビズマナー
猛暑が続いていますね。熱中症対策はされていますでしょうか?節電に努めながら、いつでも涼しげな雰囲気でいたいですね。
扇子のマナー
扇子の開き方
基本的に扇子は右手で持ち、右側へ開くように出来ています。(左利き用も販売されています。)
要(かなめ、扇を開く際に根本を固定している部分)を持ち、扇面は触らず丁寧に開きます。
扇子は開ききらず、少し閉じた部分(最後の骨1~3本)を残して使います。
昔の人は「満つれば欠ける(満月も欠けるだけ)」「登りつめれば下り坂」と言い、あえて「完璧」「完成」にさせないことが、多くありました。
扇ぎ方のマナー
一言断りを入れてから、扇子を使いましょう。周りの方へ配慮なく扇子を動かすのは、粋ではありません。
また、せかせか早く動かすのではなく、顔の下の方で静かに扇ぐのがマナーです。扇いだ風が周りの方に届かないように気をつけましょう。
クールビズのマナー
シャツスタイルは清潔感を大切に
男性のクールビズスタイルはネクタイを外したシャツスタイルが中心です。涼しいのが一番ですが、だらしなく見えるのはマナー違反。レギュラー・カラーのシャツでノーネクタイになると、「とりあえず外してみました」とおしゃれとは程遠い着こなしになってしまいます。ネクタイをしなくても襟元がきれいに見える形のシャツ(ボタンダウンやスナップダウンなど)を着用しましょう。
すぐに汗でシワシワになるから、とアイロンがけをさぼっていませんか?きちんとプレスをするのはマナー以前の問題です。袖まくりの仕方も人から見られていますよ。
肌着のこと
シャツの下に絵や文字が書かれたTシャツを着るのはもってのほかです。第1ボタンをはずしても襟から見えない肌着にしましょう。
日本の夏 節電の夏。マナーに気を付けながら、夏を涼しく過ごせるアイテムを上手に使いましょう。