座布団の上に立っていませんか?確認しておきたい和室マナー
和室でのふるまい
懇親会や会食の場で、和室で正座する場面があります。座布団の上に立ちあがったり踏みつけて歩いたりしていませんか?
物を大切にするのは日本の精神。物を踏みつけるのは厳禁!座布団をあてる時は下座側か後ろにいったん座ってから、両手を座布団の上につき、体を支えるようにして膝からにじり上がります。はずすときも同じようにしてにじり下りるようにします。 また、和室では座ってあいさつします。座布団ははずし、お辞儀をして敬意を表します。
日本は目線を大切にするものです。見下ろすのはご法度!
ふすまを開ける時には座って行うこと。立ったまま開けると室内で座っている人を見下げてしまいますよ。 「目上」という言葉は「年齢や地位などが自分より上である」ということ。つまり、「目より上」、見上げる、尊敬に値する存在であることを表します。
和室では、あいさつも座って行います。座布団から一旦にじり降りてからあいさつしましょう。